塞翁が馬

塞翁が馬・・・「さいおうがうま」たまに耳にするけどどんな意味?


みんな気になることわざ人気ランキングの第三位。
このことわざも、それだけでは何の意味かさっぱりわかりません。
でも、このことわざはかなり深い意味があり、人生について考えさせられます。

またまた中国の古い書物のお話からですが、まず塞翁(さいおう)というのはとりでのおじいさんという意味。

このおじいさんは占いができて、先のことを見通すことができました。

ある時、このおじいさんの馬が逃げてしまいました。
周りの人たちは悲観しておじいさんを慰めましたが、おじいさんはなぜかいいことが起こると占います。

すると、おじいさんの占い通り、その馬が素晴らしい馬を連れて帰ってきました。
それを見た周りの人は「なんて幸せなんだ」と言っていましたが、おじいさんをこの出来事を悲観し、これによって不幸になると占います。

その後、その馬から子馬が生まれ、その子馬を乗り回したおじいさんの息子が落馬して怪我をします。それを見た周りの人は気の毒に思っていましたが、今度はこれによって幸せがあると占います。

さらにその後、砦で戦争が起こり、若者が招集されましたが、おじいさんの息子は落馬による怪我で参戦せずにすみ、命を落とすことがありませんでした・・・

このような中国のお話から転じて、

「どんな災いも幸せのもとになるかもしれないし、どんな幸せも災いのもとになるかもしれない。人が生きていくうえで、何が幸せを招き、何が不幸を招くかは分からない」

という意味で使われています。

よく「人生万事塞翁が馬」と言われますが、人生においてはどのようなことが起きても、その出来事だけでは幸せか、不幸かは判断できないということで、その事だけに一喜一憂せずに前向きに生きていくことが大切だということですね。


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